インドで曼荼羅は「本質=円輪(manda) を 得る(la)」という意味があるという。
種 というカタチをつくる。四角いコンクリートに囲まれた空間で、丸くするという作業を積み重ねる。
その連続する時間の中で、少しずつ整ってゆく円形のものが、時より曼荼羅のように思えた。
今は見えないが、白い壁の後ろには沢山の絵が描かれている。ギャラリーがオープンする前に、みんなで描いた絵たち。
つくる歓びを分かち合うこと。このギャラリーには、そんな場の力があるような氣がする。